是非、ご覧下さい。制作者であるレーマンさんの想いが伝わってきます。

タオライアーの演奏風景、音色、制作ワークの映像もあります。

レーマンさんのお話も、制作風景も 映像&音と共に見て頂きたいのはもちろんですが、

今、動画が観れない、、という方のために、以下、動画につけて下さっている和訳を一部掲載させて頂きます。文字で見る(読む)よりも、声や音を聴き映像を観た方が、より豊かに受け取る事が出来ると思うので、お時間ある時には ぜひ一度 動画をご覧頂きたいです。

^^

 

 

 

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僕の仕事は

いったいどこから始まるのだろう?


それは 森だ

 

 

ライアーは

木の中にはじめから存在しているのだ。

 


ハンマーと大きなノミで いらない部分を削っていく

 


ライアーは

木の中にはじめから存在しているのだ。

 

 

この木くず(ライアーを彫って出た木屑)は

オーブンで燃やして白い灰にする。

白い灰は再び森の土に還す。

芽吹いた小さな木が 120年の歳月をかけて  大きな木に育つのを助けるために

 

 

 


僕の仕事は

生命の営みの大きな環の中の一部なのだ

 

 

 



ある日 僕たちは

お互いのタオライアーを繋げて奏でてみた

 


目を閉じて奏でていると

「あれ!どうしたのだろう」

彼女の音が、僕の中に響いている

彼女は僕の響きを感じていた

僕が僕なのか 彼女が僕なのか わからないほどに 融けあっていた

その時 僕たちは

思考の枠がない世界を旅したのかもしれない

「からだの上で奏でたらどうなるだろう?」

これが 

ライアーの振動と共鳴の探求のはじまりだった

 

 

 



細胞は耳で音を聞くより

体に伝わる振動で もっと共鳴する

 

 



ヒーリングライアーを体に乗せて奏でると

水に小石を投げると

波紋が広がっていくように

 


細胞のすみずみにその振動が届き

振動を必要とする

あらゆる細胞に取込まれていく


ちまたにある楽器では 

ほとんど からだに振動を与えることはできない

でも

 

タオライアーにはそれができるのだ!

 



僕が大きな無垢板から作るライアーには 共鳴するための箱がない

だから音の響きは 

からだの水を震わせることができる

 


30年間 演奏用のライアーを作り続けて

からだの中を共鳴させるライアー

タオライアー、、

ヒーリングライアーに辿りついた


タオライアーには 4つの音しかない

だからクラシックの演奏はできない

でも 指一本で 

 

こどもも お年寄りも

生まれてはじめて楽器を手にする人も

美しい音を奏でることができる

 



ヒーリングだけが目的なのではなく

この素敵な音を 

あるがままに 楽しむことができる

自然の中で奏でたら 

小鳥が さえずるかもしれない

 

 

 

 

 



30年余りの経験があっても

他の誰かのエネルギーを注いで作ることはできない

だから 

 

ワークショップで自分のライアーを生み出してもらう

それは 

 

熱い思いと愛を込めて 木と向き合い、 

ライアーを彫るチャンス

生み出されたライアーは 

まるで自分にそっくりの分身だ


どんなパワーが眠っているというのだろう

この桜の木の中に

今までにライアーを彫ったことのない人が
生まれて初めて このノミを手にし

僕の手ほどきを受け

彫りはじめる

朝早くから 時には夜更けまで

三日間 彫り続ける

そのエネルギーたるや。。。いったい。。?



それは 僕のエネルギーではなく

どうやら 本人のものでもない

 

 



ノミを手にした経験もなく

さほど体力があるわけでもないのに

黙々と 彫り続ける

ワークショップが終わる頃

誰もが 何かを 手にしている

自分が何日もかけて向き合った

一枚の無垢板からできた

 

心を込めて自分で作ったライアー

 


感極まる


この美しいライアーを 

 

自分で生み出した

新しい生命の誕生だ

自分だけのヒーリングライアー

 







(座って、タオライアーを置いて普通に奏で、)

森の中で 森のために 音を奏でる・・・

but,

(タオライアーを縦にして片方を木の幹に、片方を自分の額に当てながら演奏し、)

こうすると、僕のエネルギーがライアーを通じて森の木に伝わる


木の中を通る水脈に運ばれ 空高く伸びる 枝の先まで

地中深く伸びる 根の先まで 伝わっていく

この(大きな樹木の根元から生えた、)小さな木にも、根っこからエネルギーが伝わっている。

つながっているのだ。

 

僕のエネルギーが 還っていく。



木から生まれた灰を森に還すというサイクルと 

音を通じたもうひとつの環の中に、僕は存在している。

 


僕も何かを受け取っている。

木に触れて 奏でているとライアーに還ってくるものがある。

僕の額には 木から強い振動が伝わってくる。

宇宙と大地との共鳴


音と僕の仕事 それぞれの環が 

 

 

こうしてひとつになる

 

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アンドレアス・レーマン

 

シュタイナー学校教師時代に、ライアー制作を始め、以来35年の間に5.000台余のライアーをこの世に送り出している。ライアー工房「Marius Leierbau」での活動をはじめ、大地、木、水を癒し、地球を銀河系きっての響きの星に戻すことをライフワークとしている。

アンドレアス・レーマン氏のホームページ

 

癒しの音パンフレットより